プロフェッショナル原論

プロフェッショナル原論

プロフェッショナル原論 (ちくま新書)

プロフェッショナル原論 (ちくま新書)

顧客利益第一(client interest first)

仕事とは顧客の利益に貢献すること自体が目的であり、会社や自分自身の利益は仕事の目的関数の中で決して優先してはならない。

成果指向(output oriented)

仕事を引き受けたからにはどんなことがあっても必ず結果を出さなければならない。どんなに困難な仕事であっても問題解決指向で臨み必ず結果を出す。頑張ったところで結果が出せなければ仕事をしたことにならない。

品質追求(quality conscious)

仕事のアウトプットのレベルの高さとそのアウトプットに至る手法の両面において最高水準の品質を追求しなくてはならない。

病気を治すために手術をするのがアウトプットなら、如何に手術の時間を少なくするか、如何に出血をおさえるか、如何に傷口を小さくし傷跡が目立たなくするか、如何に回復までの日数を短くするかを考える。

価値主義(value base)

仕事をするのに際してはヴァリューを最大化することを最優先して行動すべし。ひいてはそのためにはコストは問わない。

正確な分析結果を得るためにはどんなに手間がかかる繁雑な計算でも決して嫌がってはならないし、戦略を左右するような重大な仮説の検証のためには多額の費用がかかるデータ収集も怠ってはならない。自分の時間とエネルギーは可能な限り付加価値の高い業務に集中投入しなくてはならない。単純作業をアルバイト代や外注費用を節約するために自分が徹夜で行うことはあってはならない。

全権意識(sense of ownership)

自分の仕事に対しては全ての権限を持ち、全ての責任を負う。仕事において他人をあてにしてはならない。